肩こりの原因

肩こり

こんにちは!カイロプラクターの茨木です。

今回は多くの人が悩まされる肩こりの原因についてお話します。

肩こりが起こるサイン

肩こりの原因は生活習慣に潜んでいることが多く、大きく分けて4つ、長時間同じ姿勢・眼精疲労・運動不足・骨盤と背骨の歪みです。

また、ストレスや血圧の乱れから起こる場合もあります。

① 長時間同じ姿勢

  • スマホを見る→目線が下向きになりがち
  • パソコン作業→前かがみになりがち
  • テレビを観る→寝転がる、猫背やあぐらをかく

このように長時間同じ姿勢が続くと、本来あるべき首骨のカーブが失われ、ストレートネックという状態になります。俗に言う「スマホ首」ですね。

ストレートネックの図解

ストレートネックになると首や肩周りに過剰な負担がかかってしまい、その結果肩こりになってしまうのです。

デスクワークが長い人は要注意!

パソコン画面をずっと見ていると、無意識のうちに肩が上がるため、筋肉の緊張も強くなります。

意外かもしれませんが、人の頭はボーリングの球と同じくらいの重さがあり、頭が前に出ると首や肩には何倍もの負担がかかってしまうのです。

コロナ禍でリモートワークを導入する企業も増えており、スマホやパソコンを触る機会は増える一方ですが、画面を目線の高さに椅子や台を使って調整するだけでもだいぶ変わりますよ!

② 眼精疲労

目の疲れは姿勢と同じく、スマホやパソコンの長時間使用が原因です。

脳神経には目の神経と首や肩の筋肉に繋がっている副神経があり、目を使うと脳が活発化され副神経が働き、肩まわりの筋肉を硬くします。

目からくる肩こりはこれが原因で、スマホやパソコン画面の光は脳に刺激を与えます。

スマホを見る女性

自律神経が乱れると、頭痛やめまいによって疲れやすくなってしまうのです。

目が疲れた時は無理せず、適度に休憩を挟むようにしましょう。

③ 運動不足

肩こりを起こしている時の首や肩は血流が悪く、新鮮な酸素や栄養が伝わりにくいため、身体が疲れやすい状態になっています。

それを改善するのが適度な運動で、筋肉量の低下を防ぎ、筋肉を柔軟にする効果があります。

また、筋肉は血液のポンプのような役割をしており、運動を続けることで全身の血流を改善し、日頃から肩こりを起こしにくい身体を作るのにうってつけなのです。

④ 骨盤と背骨の歪み

生活習慣→背骨の歪み→背骨のズレ→神経の圧迫→筋肉の萎縮→血行不良→機能低下→慢性病

1〜3で挙げた要因と合わせて、日々の生活で骨盤が歪んだり、背骨がずれたりすると神経が圧迫されます。

その結果、筋肉の萎縮や血行不良によって、肩の張りや凝りを引き起こすのです。

ご自身では身体の歪みに気付きにくいため、気になる方は当店で一度チェックされることをおすすめします。

質の良い睡眠環境も大事!

人間の身体は寝ている間に修復が行われ、副交感神経を優位にして興奮状態を落ち着かせ、一日の疲れた身体を癒します。

高さが合っていない枕や寝返りのしにくい柔らかいマットでは、睡眠の効果を最大限発揮することはできません。

肩こりがなかなか改善しない場合は、睡眠環境にも原因があるかもしれないので、一度見直したいという方はお気軽にご相談下さい♪

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